第16代FRB議長に就任したパウエル氏。
パウエル氏は法曹界出身であることから、第12代ボルカー、グリーンスパン、バーナンキ、イエレンと続いてきた経済学博士系譜からははずれたものの、ユダヤ人系譜は脈々と続き・・・・・
世界の金の流れは数人のJewish(ユダヤ人)が握っているとも言われており、私が外資系金融にいたころから、各社ともここからの情報収集のために、どこのユダヤ人脈の人間をヘッドハンティングするか躍起になっていました。。
さて、ユダヤ人からの支持率が高いトランプ大統領のこの選択は当然としても、ではなぜ、市場の信頼も厚い、ユダヤ人であるイエレン氏を変えなければならなかったのでしょうか。。
しかも、このイエレン氏…9年半ぶりに利上げは実施したものの、明らかなるハト派(利上げ慎重・金融緩和継続)・・・
まぁ答えは自分の色を出したかったと言ってしまえばカンタンですが・・
パウエル氏はさらなるハト派であることは明白です。
元々この人、カーライルの共同責任者を務めたこともあるれっきとしたビジネスマン。
経済学など所詮机上の空論と思っているトランプ大統領ほどではないにせよ、市場が織り込み始めた年4回の利上げには極めて慎重になるのではないかと・・・
いずれにせよ、本格景気回復の循環に乗り始めた日本にとっては足をひっぱられる可能性の少ない「いいおじさん」だと思います。
問題は為替。
市場からはドル安バイアスがかかっているといわれてます。
まして後ろにいるのは「景気回復・国力アップ→自国通貨高」という経済学の基礎中の基礎を無視するトランプ大統領。
順調な経済成長と金融緩和局面継続の中、どうやって為替だけドル安にもっていくのか注目です・・・。
<ゴールドマンサックス元社員による事業再生・経営改善/合同会社ジダイグループ>
ジダイグループは東京・札幌を拠点に全国に出張し、経営改善アプローチを行っております。資金繰り改善・経営改善・事業再生に対応すべく、事業・財務分析に始まり、営業方針の策定・帯同営業等他にはないコンサルティングスタイルを展開しています。
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