5年前、あれほどオフィスの供給過剰が懸念されていたのに東京都心の空室率は・・・
なんと歴史的にも超低空の3%割れ・・・
最大の要因は大手企業の高収益と「新しい働き方」がマッチし、続々都心部の新築に移転・・・・
それはそれとして歴史的な流れで追ってみると・・・・
まず空室率・・
バブル最盛期の1980年代後半でさえ、1%強・・
直近で言うとリーマンショック前も1%強・・
オフィスの供給は続く一方で、企業数及び働く人がそこまで増えるわけではないので、9合目まではきている感あり・・・。
次に賃料ですが、バブル期の年率25%上昇はあり得ない数字としても(本当にこの時代の人たちはこれを受け入れていたのだからスゴイ)、昨年まで東京はオフィス賃料上昇率世界No`1・・・
年率5%台後半の伸び・・・
あと、10%ほど上昇すれば2000年代最高潮時の2008年リーマンショック前と同水準に・・・
そう、景気循環というよりも、リーマンショック以降の新「景気回復下の失われた10年」を取り戻しにいっている感がアリアリ・・・
その意味ではやはり8~9合目・・・
したがって、やっぱり東京オリンピック前くらいにこの局面は終了し、次の局面に向かうものと思われます。
次の局面は・・・??
一概には言えませんが、バブル期に本社家屋を新しくした長銀、そして三洋証券・・・
未来永劫に「今が続く」という安心感の元、人は建物を新しくする・・・・
個人的にはかなりのイノベーションが2020年代中ごろに来ると思っているので、長い目では何の心配もしてませんが、その前に「ひと落とし穴」があってもおかしくないと思います。
消費税10%いつからだっけ!?
<ゴールドマンサックス元社員による事業再生・経営改善/合同会社ジダイグループ>
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