これ自体には大賛成です。医療費抑制の観点のみならず、「人生最期の時間の過ごし方」という意味においても・・・
たしか先だっての新聞には医師を派遣できる施設が圧倒的に少なく、一般の病院との連携も重要だといったなかみの記事があったと思います。
でも・・・・
派遣施設の数を増やすことは間違いなく必要ですが、一般の病院はどこまで協力してくれるのかしら?・・・
理由はカンタン・・・
日本の人口千人当たりのベッド数は欧米の4倍近くもあり、結果として医療費のうち、入院にかかる部分は優に3割を超えている・・
ということは入院患者が一気に減れば、経営していけない病院が続出するのでは・・・。
まぁ、医療界は法曹界と違って、厚生労働省の保護がしっかりしているからおかしなことにはならないと重いけど・・・
でも「治療の質を落とさずに仕組みを変えたい」のであれば、医師の派遣施設の充実を図る一方で、ベッド数を減らし、その結果人員整理も行った病院に対する「助成金」の制度もつくって徐々に「日本型」の病院の構造を変えていかないと・・・
日本中の医師がみんな「眼科医」と「耳鼻科医」と「皮膚科医」になっちゃう・・・。
<ゴールドマンサックス元社員による事業再生・経営改善/合同会社ジダイグループ>
ジダイグループは東京・札幌を拠点に全国に出張し、経営改善アプローチを行っております。資金繰り改善・経営改善・事業再生に対応すべく、事業・財務分析に始まり、営業方針の策定・帯同営業等他にはないコンサルティングスタイルを展開しています。
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