エルドアン大統領がむりしてがんばっているがために、リラが急落しています・・・
連鎖反応的に、南アフリカやアルゼンチンなど新興国全般に対する不安も広がり、CDS(クレジットデフォルトスワップ)も上がってきているとか・・・
加えて米国経済にまで金融不安を拡大させる恐れが・・・・
???
たしかに米国株式市場は史上最長の2009年からの買い相場・・・
中間選挙終了後、あと2年持つかどうか・・
でも、今回のトルコではないでしょう・・と思います。
それよりも低金利で収益が上がらない「日本の金融機関」にとってまたとない機会がくるかも。
例えばトルコ・・・
対外債務はドルなのでこの先、返済に窮し、円建ての「サムライ債」などの発行がもしあれば買うべきです。
格付けがBB+とBBBを切っているので何か手を打つ必要はありますが、少なくとも「アパートローン」よりはずっとマシです。
2000年以降、デフォルトした国は6つありますが、まぁ、BB以上であればデフォルト率3%そこそこで、最終的に日本の中小企業と違って、「リスケ後も再償還」しています。
日本中の余資運用が厳しい「金融機関」のみなさん!
しばらく、新興国のスプレッドにご注目あれ!
スプレッド開いて発行されるサムライ債は「買い」です。
できれば、「変動利付型」もしくは固定で5年債以上のものを買い、スプレッドを享受するのです・・・。
もう一度言います・・・
新興国のサムライ債は「アパートローン」よりはずっと安全です・・・。
金融的に言うと、リスクリターンのパフォーマンスが「アパートローン」より優れていると思います・・・。
今日は珍しく金融談義を・・・・。
<ゴールドマンサックス元社員による事業再生・経営改善/合同会社ジダイグループ>
ジダイグループは東京・札幌を拠点に全国に出張し、経営改善アプローチを行っております。資金繰り改善・経営改善・事業再生に対応すべく、事業・財務分析に始まり、営業方針の策定・帯同営業等他にはないコンサルティングスタイルを展開しています。