居酒屋バイト・介護スタッフ・・・
今から5年前、店の学生バイトの時給を最低1200円に、3か月後には1400円にしました。
学生たちは一体何をやらされるのかと怖がっていましたが、当時は正社員を雇うよりは、時給を上げてバイトの定着期間を延ばした方が、年間50万円ほど経費が節約できるという計算のもとと・・・
当時から人手不足は顕著で「こりゃバイトの時給跳ね上がるわ・・」
という読みのもとはじめました・・。
あれから5年・・・
三大首都圏のアルバイト全業種平均賃金は940円から1030円へと90円アップしたのに比し・・・
飲食店は920円から985円と65円のアップのみ・・・
介護スタッフも980円から1050円の70円アップにとどまり・・・
わずか10円、20円の差と言っても、日本全体の雇用の動きにはかなりの影響が・・・
そもそも人がやりたがらない仕事だから、人手不足になっているのに、絶対額が低すぎる・・・
飲食店関係では1150円から1200円、介護スタッフは1300円から1400円払わなければ、やっていけない時代がもうすぐくると思います。
でもこれらの業界、収益性上がらず、日本の労働生産性を押し下げる主役になっている・・・
要は儲からないから払えないという理屈・・
残念ながらこの理屈は急速に進むIoT化で、通じない理屈になり、市場から排除される
日が遠からずやってきます。
飲食店で言えば、タッチパネル方式はもとより、レジ・予約管理システム、集客戦略などへの投資・・・
介護ビジネスで言えば、介護ロボットや見守りシステムへの投資・・・
これらを行ったうえでそれなりの時給を払える会社だけが生き残っていくはずです・・。
だいたいねぇ~、人口千人当たりに占める飲食店の数、アメリカの1.8件に対して日本は5.7件・・・3倍以上・・・
多過ぎだってば!
<ゴールドマンサックス元社員による事業再生・経営改善/合同会社ジダイグループ>
ジダイグループは東京・札幌を拠点に全国に出張し、経営改善アプローチを行っております。資金繰り改善・経営改善・事業再生に対応すべく、事業・財務分析に始まり、営業方針の策定・帯同営業等他にはないコンサルティングスタイルを展開しています。
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